験行寺は、有年駅の南側の山の上にあります。周りはかなり深い森に囲まれており、寺の中には思わずくぎ付けになってしまうほどの存在感を放つ四体の像が祀られています。
その立地も相まって、幻想的な雰囲気を醸し出していていました。
八幡神社(東有年)は正面鳥居から少し登った先にあります。
本殿は木々から射した光に照らされ、非常に美しく映る神社です。周辺には「さいじょうはん」と呼ばれる、くっきりとしたくぼみのある大きな岩があり、その見た目から「弁慶の足跡」とも言われています。
この神社では、秋季に「オゴク」と呼ばれる食べ物を頂く宵宮のある東有年八幡神社頭人行事というものがあり、江戸時代の絵馬にもこの行事について描かれていました。赤穂市指定文化財になっています。